事例名
ファジィ画像コントロール普通紙複写機
企業・団体名
松下電器産業
出展
日刊工業新聞 1991年
内容
ファジィ機能で安定コピー画像 普通紙複写機3機種 松下電器産業(社長谷井昭雄氏)はコピー画像を安定させ、長期にわたって一定の良好なコピーが得られるファジィ画像コントロール機能を採用した普通紙複写機3機種を10月20日から順次発売する。毎分17枚の「パナコピーQI17」が49万8,000 円、同26枚の「同26」が59万8,000円、同33枚の「同33」が69万8,000円。3機種合わせて月産1万1,000台。ファジィ画像コントロール機能は、あらかじめ設定された条件(初期設定値)により現像された画像を2種の画像センサーで検知し、そのデータをマイコンでファジィ推論を行い、最適画像濃度を得られるよう露光量・ドラム表面の帯電量などをコントロール、初期画像を長期間安定して再現する。ファジィ画像コントロール機能のほか、細線や従来両立しにくかった赤色と青色の混在する原稿の再現性を向上させている。オプションの給紙システム、給紙モジュール、排紙モジュール、自動両面モジュールなどの組み合わせにより、オフィスに合った一台を豊富なバリエーションから選べる。