事例名
ファジィ推論を生かしたネーミング発想支援ソフト
企業・団体名
ビジネスデータサービス
出展
日刊工業新聞 1991年
内容
ファジィ推論活用 ネーミング支援ソフト 造語機能も強化 ビジネスデータサービス(大阪市中央区釣鐘町2-1-7、社長森日出男氏、 TEL:06-949-4405)は、ファジィ推論を生かしたネーミング発想支援ソフト「名付け親Ver3.0」を発売した。英語、フランス語、ドイツ語など1万語からなるファジィデータベースの中から、言葉のあいまいなイメージで簡単に検索。さらに、そのイメージから派生するものも同時に検索できる。対応機種は日本電気PC9800シリーズ。価格は38万円。年間500本の販売を計画している。同ソフトは、各単語を20の指標(エレメント)で分析。エレメントごとの関連性の度合いを10段階で配点し、ファジィデータベースを構築した。ネーミシグを検索する際には、欲しいイメージのエレメントにその度合いを配点するだけでイメージに合ったものや、イメージに関連するものが求められる。また造語ネーミング機能も強化した。言葉と言葉を足し合わせるプラス造語法や、英語の接頭語、接尾語などの形態素の組み合わせによる造語法など7つの造語法により、既成の考えにとらわれない新しい感覚のネーミングができる。同社は来年4月から施行される新商標制度(サービスマーク制度)に向け、ネーミングの需要は増えるとみている。