事例名
ニューロ・ファジィセンサオーブンレンジ
企業・団体名
三洋電機
出展
日刊工業新聞 1991年
内容
ニューロ・ファジィ制御 センサーオーブンレンジに採用 三洋電が2機種発売 三洋電機(社長井植敏氏)は煮込みなどのメニューにニューロ& ファジィ制御を採用したワイドタイプのセンサーオーブンレンジ「EMO-V92F」とコンパクトタイプの「同V72F」を発売する。V92F(発売日=9 月1日)は14万円で月産7,000台、V72F(同=8月1日)は7万4,000円で同1万5,000台の予定。V92Fは赤外線センサー、絶対湿度センサー、雰囲気センサーで食品の量や種類、温度、煮込み時間などをファジィ推論するのに加えて、シミュレーションによる実験データをニューラル・ネットにインプットした学習機能を使うことにより、常に安定した煮込み料理ができ、調理メニューは100メニュー(ファジィだけでは7メニュー)、加熱パターンも 1,000通り(同288通り)とキメ細かい対応ができるようになった。またファジィグリルではファジィ制御とゴールドハロゲンヒーターで焼き魚が一匹でも四匹でも最適な焼き加減が得られるようにした。