事例名
ニューロアンドファジィデジタル指示調節計
企業・団体名
山武ハネウエル(山武)
出展
日刊工業新聞 1993年
内容
国内初の5ケタ表示 デジタル指示調節計 ファジィなど採用 山武ハネウエル(社長井戸一朗氏)は、96×96mmのサイズでは国内で初めての5ケタ表示のデジタル指示調節計「SDC40A」を12日に発売した。価格は仕様に応じて7万2,000円から18万円まで。販売目標は今後3年間で15億円。 SDC40Aは5ケタ表示のほかフルマルチ入力、±0.1%の精度を実現、半導体市場など1,000度C超の温度領域で要求される0.1度C単位の設定、制御を可能とした。また最大12入力、8出力の増設端子によりプログラマブルコントローラーとの結合を強化、これまで別系統であったシーケンス制御とアナログ制御分野を融合しやすい設計となっている。さらに比例積分微分(PID)定数の設定に関しては、ニューロ・アンド・ファジィを採用、従来オートチューニング設定後に必要だった微調整はニューロシステムが対応、立ち上がり時と外乱応答用の2つのPID定数を独立自動設定する。