事例名
プログラマブルコントローラー用ファジィ推論ユニット
企業・団体名
オムロン
出展
日刊工業新聞 1991年
内容
小型PCにファジィ推論付加 ユニットを発売 オムロン(社長立石義雄氏)は同社の小型PC(プログラマブルコントローラー)「SYSMAC C200H」にファジィ推論機能を付加することのできるファジィ推論ユニット「C200H-FZ001」を8月30日から発売する。推論速度が6mm秒当たり128ルールと高速で、しかも本体はコンパクトにまとめた。価格は30万円。初年度2,000台の販売予定。従来、大規模制御PC用のファジィ推論ユニットはあったが、食品、包装、薬品など小規模制御を行っている業界でも、ファジィ制御を取り入れたいというニーズが高まっていることから、専用ユニット化したもの。これにより、速度・温度調整といった熟練者の経験に頼っていた作業を自動化することが可能になった。また、同ユニットは同社のPC 「SYSMAC C200H」に通常のI/Oユニットのように取り付けるだけで、既存の制御系にファジィ制御を組み込むことができる。しかも推論速度も6mm秒当たり 128ルールと高速。入出力は8入力4出力、ルール形式は8条件2結論形式。