第10回ファジィ学問塾 師範・講義内容紹介

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講義1:ファジィ集合とファジィ制御の基礎

馬野元秀(大阪府立大学 教授)
 ファジィ理論で最も基本的なファジィ集合とファジィ制御についてお話しします.ファジィ集合とはどのようなものであるかから始めて,共通集合と和集合と補集合の演算について説明します.そして,ファジィ制御で用いられるファジィルールとそれを用いたファジィ推論について説明します.内容を基礎的な範囲に抑えるようにし,できるだけ例を用いてお話しします.

講義2:経営意思決定とファジィAHP

古殿幸雄(大阪国際大学 教授)
 ヒトや組織は,合理的な意思決定を行うことができるのか?この問いに,「限定合理性」という概念を用いたのが,H.A.サイモンです(“Administrative Behavior”1947年).そして,サイモンは,この限定合理性を克服するために,意思決定のプロセスについて考察しています.この講義では,サイモンの意思決定のプロセスを出発点として,意思決定について考え,限定合理性を克服するためのファジィAHPについて検討します.

特別講義:大学発ベンチャーの役割とイノベーションの創出〜サルでもわかる会社の作り方〜

川中普晴(三重大学大学院工学研究科 助教/株式会社医用工学研究所 取締役)
 2013年6月に閣議決定された「科学技術イノベーション総合戦略」では,イノベーション実現に向けての施策として、大学の機能強化と共に大学発ベンチャー企業の活性化が盛り込まれました.また文部科学省は,大学発ベンチャーの起業前段階から政府資金と民間の事業化ノウハウ等を組み合わせることにより,リスクは高いがポテンシャルの高いシーズに関して事業戦略や知財戦略を構築し,市場や出口を見据えて事業化を目指す「大学発新産業創出拠点プロジェクト」を進めるなど,大学における産学連携とベンチャー創出への期待が高まっています.本講義では,講師自身が産学連携やベンチャー企業の支援,ならびに大学発ベンチャー企業を創業した経験をもとに,創業のきっかけや会社の設立方法について紹介します.また,講師と交流のあるベンチャー企業の事業例を紹介し,ベンチャーが担う役割やイノベーションの創出,事業を成功に導くためのキーポイントについても議論します.

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