9月3日(水)〜5日(金)の日程で,第24回ファジィシステムシンポジウムが大阪の阪南大学にて開催されました.実はこのFSSにおいて,一部の業務についてSOFT事務局への業務委託が行われていました.今回は現在進められている「SOFT事務局への会議(FSS,SCIS)補助委託」について紹介させていただきます.
現在,FSSについては,様々な支部の方に実行委員をお願いして,会議の運営を行っていただいております.また,SCIS&ISISについては,2002年から2006年まで,隔年で3回,関東の方々に実行委員を務めていただき,今年度より関東以外での開催が始まりました.今年度は9月17日(水)〜21日(日)の日程で名古屋にて開催されました.私自身,昨年度のFSS,今年度のSCIS&ISISの実行委員を務めましたが,やはりその負担は相当なものでした.しかしこれらの業務の中には,事務局に委託することが可能であり,それにより大きく実行委員の負荷が軽減されるものが多くあります.そこで,それらの業務をSOFT事務局に委託することで,実行委員の負担を減らし,円滑な会議開催を実現していきたいと考えております.
今年度はその試行として,FSSにおける業務の一部と,シミュレーション(業務内容の把握)をSOFT事務局に委託しました.業務委託とはいえ,何を委託してよいのか勝手がわからず,また,シミュレーションのための頻繁な情報提供をお願いすることとなり,FSS実行委員の方々には負担軽減どころか負担増となることが予想されましたが,今後のためと,かなり無理を言ってお願いいたしました.FSS実行委員およびSOFT事務局の方々には,この場をお借りしてお礼申し上げます.
この会議補助委託のメリットは,実行委員の負担軽減だけではありません.それは,「業務ノウハウの継承」です.現在,例えばFSSでは,会議最終日に引継ぎ会を行い,次年度の実行委員の方々に業務内容やそれらを行うタイミング,気をつけなければならないポイントなどが伝えられています.しかしそれだけで業務の様々なノウハウを伝えることは難しく,実際にやってみて初めて苦労することや,コツがわからず効率的に進めていけない部分がたくさんあります.今後,事務局への業務委託が軌道に乗れば,それらのノウハウが蓄積され,一層円滑に会議の準備が進められるものと思われます.
将来的には,実行委員の仕事は,会場の確保とプログラムの決定(SCIS&ISISではプラス査読者割当と論文の判定)だけとなることを期待しています.そうなれば,実行委員を引き受けることに対する抵抗も相当少なくなるのではないでしょうか.約2年前,SCIS&ISIS2008を東海支部で引き受けられないかと,(現)古橋会長から打診があったとき,東海支部運営委員会に重い空気が流れたあの光景は,今でも強く印象に残っています.近い将来,皆が即答で「引き受けましょう」と笑顔で言えるときが来ると期待しています.
第10期庶務担当理事 吉川 大弘