掲載日:2000年10月11日
最終更新日:2000/10/11
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研究会・支部例会報告


日本ファジィ学会中国・四国支部
平成12年度第1回講演会

開催日時:平成12年7月28日(金) 13:30〜14:30
開催会場:広島大学工学部C1−112室
参加費:無料
参加人数:21名
講演演題:「多目的スケジューリングについて」
講師:大阪大学大学院応用物理学専攻 教授  石井 博昭 氏

 多年にわたり,離散最適化あるいは組合せ最適化の研究を続けられ,
その研究成果が高く評価されている大阪大学大学院所属の石井博昭教
授にファジィ概念が導入された多目的スケジューリングに関しての講
演をしていただいた.
 講演は,スケジューリング理論の基礎的概念の分かり易い解説から
始まり,スケジューリング理論を専門としない参加者にも大変理解し
やすいものとなった.つぎに,スケジューリングの現実においては複
数の目的を考慮してバランスよいスケジュールを求めることが要求さ
れるとの観点から,多目的スケジューリングの重要性について述べら
れ,解の候補となる非劣スケジュールの定義がなされた.さらに,フ
ァジィ納期やファジィ処理時間などのスケジューリングにおけるファ
ジィ概念について説明していただき,先生の研究グループによるファ
ジィスケジューリングの幾つかの最近の研究成果を紹介していただい
た.最後に,有効な解法の候補の一つとして,分枝限定法の考えに関
連するビームサーチという近似解法を紹介していただいた.
 関連する研究課題に携わるもののみならず,離散最適化あるいは組
合せ最適化に興味をもつ研究者や実務者にとって,本講演は大変興味
深いものであり,示唆に富んだ内容であった.


担当幹事:西崎一郎(広島大学工学部)

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