==================================================================  ** 日本学術会議ニュース・メール **  No.179 ** 2008/11/26 ** ================================================================== +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ◇ 第12回京都大学国際シンポジウム『変化する人種イメージ―表象から    考える』(ご案内)  ◇ 第3回国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」フォーラムの開催   (再案内) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■-----------------------------------------------------------------  第12回京都大学国際シンポジウム  『変化する人種イメージ―表象から考える』  TRANSFORMING RACIAL IMAGES: Analyses of Representations ------------------------------------------------------------------■ 趣旨:  2002年に開催した国際シンポジウム「人種概念の普遍性を問う」では、 学際的な議論をとおして人種概念の通説に挑んだ。今回は「概念」と表裏 一体の関係にある「現実感」について考える。人種概念が生物学的実体を もたず、社会的構築物にすぎないと了解されても、社会のあらゆる場面で 人種を実感するのはなぜか―、その課題にとりくむ鍵を、人種表象に求め る。真実の歪曲として表象を論じるのではなく、さまざまなメディアや言 説を通して人種の現実感を生み出す、表象の主体的役割に光を投じる。本 シンポジウムでは、とくに表象の「変化」に着目したい。表象が、社会状 況の変動によりどのように動くのか―その変化のプロセスを考察する。変 化する人種表象のさらなる可能性について、この分野を代表する海外研究 者らとともに探りたい。 会期:12月5日(金)13:30−17:30、12月6日(土)10:00−17:30 場所:京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール    (市バス 京大正門前又は百万遍下車) 参加費:無料(申込み要:11月30日締切) 定員に達し次第、締め切らせて頂きます。 主催:京都大学、企画・実施:京都大学人文科学研究所(「人種の表象と    表現をめぐる学際的研究」研究班) 後援:京都大学教育研究振興財団、科学研究費基盤(A)「人種の表象と    表現をめぐる融合研究」、日本学術会議 協力:京都大学オープンコースウェア、文学研究科、東南アジア研究所、    生命科学研究科 アクセス http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm この時期の京都は混雑が予想されますので、宿泊の手配はなるべく早く お済ませになることをお勧め致します。 お申し込み方法 (参加申込締切=11月30日) (1)以下のシンポジウムHPからオンライン登録ができます。 http://kyodo.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~race/frame-symposium.html (2)または、件名に「第12回京都大学 国際シンポジウム変化する人種イ メージ」とご記入のうえ、ご所属・ご氏名・電話・ファックス・メールア ドレスを明記し、メールかファックスで下記シンポ事務局までご連絡下さい。 連絡先 第12回京都大学国際シンポジウム「変化する人種イメージ」事務局 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学人文科学研究所気付 竹沢研究室 Fax: 075-753-6903 E-mail: hyosho @ zinbun.kyoto-u.ac.jp ■----------------------------------------------------------------- 第3回国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」フォーラムの開催  (再案内) ------------------------------------------------------------------■  国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」は、衛星による全球的な観 測・監視技術と深海底下までをカバーする海洋探査技術により得られる各 種データを有機的に統合し、社会的・科学的に有用な情報に変換して提供 するシステムの構築を目指しています。本システムを構築し、利活用する ことにより、我が国の地球環境観測、災害監視、資源探査などに貢献する ことが期待されています。本システムの構築にあたっては、様々なユーザ ーが必要とする情報が何かを把握するとともに、提供される情報がどのよ うに利活用され、社会還元されるかを常に念頭に置きつつ、研究開発を推 進することが重要となります。  第3回にあたる本年度は、北海道洞爺湖サミットでも議題とされ、地球 規模の課題として重要性が高まっている気候変動問題について、その影響 評価を実施する機関などとの意見交換を通じて、海洋地球観測探査システ ムに対するニーズの把握を行い、関係機関間の更なる連携を図ることとし ています。  是非とも、本システムの発展のため、多数の方々にご参加いただければ と思いますので、よろしくお願い申し上げます。  ◆日  時:平成20年11月28日(金)13:00〜17:00  ◆場  所:東京大学 鉄門講堂(定員280名)      東京都文京区本郷7-3-1(東京大学医学部教育研究棟14階)  ◆主  催:文部科学省、独立行政法人宇宙航空研究開発機構、独立行        政法人海洋研究開発機構、東京大学  ◆プログラム:司会 瀧澤美奈子(科学ジャーナリスト)   (1) 来賓挨拶 相澤益男(内閣府総合科学技術会議有識者議員)   (2) 特別講演 小池勲夫(琉球大学監事)   (3) 国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」について          田中正朗(海洋地球観測探査システム推進本部長、               文部科学省大臣官房審議官)   (4) 研究開発実施主体からの概要説明    ・衛星観測監視技術 堀川康(宇宙航空研究開発機構理事)    ・次世代海洋探査技術等 今脇資郎(海洋研究開発機構執行役)    ・データ統合・解析システム 小池俊雄(東京大学地球観測データ                   統融合連携研究機構長、教授)   (5) 利用者からの期待について     藤谷徳之助(地球温暖化観測推進事務局長)     大谷敏郎(農林水産省農林水産技術会議事務局研究開発官(環境)          室研究調整官)     尾澤卓思(国土交通省河川局河川計画課河川計画調整室長)     渡邊朝生(独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所海          洋データ解析センター長)   (6) パネルディスカッション     モデレーター  安岡善文(独立行政法人国立環境研究所理事)     パネリスト   講演者一同  ◆参加登録:参加費無料。以下のホームページからお申し込みください。   http://www.prime-intl.co.jp/forum3/   10月31日(金)より受付開始。定員に達し次第、受付締め切り。  <ご注意点>  ※東京大学本郷キャンパスは広いので、時間の余裕をみてお出でください。  ※駐車場の用意がありません、公共交通機関をご利用頂きご来場ください。  ※会場内は飲食禁止・禁煙です。  ※地図・交通機関に係わる情報は以下のURLをご覧ください。   http://www.prime-intl.co.jp/forum3/access.html  【お問い合わせ先】   文部科学省 研究開発局 海洋地球課 地球・環境科学技術推進室   Tel:03−5253−4111 Fax:03-6734-4147   E-mail:kankyou @ mext.go.jp ********************************************************************       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから   http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/2008-11.html ******************************************************************** ====================================================================     日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術 誌等への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多く の方にお読みいただけるようにお取り計らいください。   また、メールアドレスの変更等がありましたら、事務局  (p227 @ scj.go.jp)まで御一報いただければ幸いです。 ====================================================================  発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34