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複数の資源を活用した言語処理

特集名「複数の資源を活用した言語処理」

掲載予定号:2023年8月号 論文投稿締切:2022年11月17日12月15日 ゲストエディタ:荒木健治(北海道大学大学院)

上記特集の論文を以下の要領で募集いたします.ふるってご投稿ください. ビッグデータ活用の重要性が語られるようになって久しくなります.ビッグデータにはさまざまな種類・形式のデータがあり,それらを組み合わせることで新たな価値を創造することが可能となります.ただし,私たちが入手できるデータには,あらかじめデータ分析を目的として収集された構造化データだけでなく,テキスト,画像,音声,音楽,動画などの非構造化データも多く存在します.非構造化データを取り扱うには,メタデータを付与する,異なるシステムのデータを統合するなどのデータ加工のプロセスが必須です.データ分析の研究を発展させるためにはデータを整備するための技術も必要です. 内閣府は,これまでの情報社会(Society 4.0)では知識や情報が共有されず,分野横断的な連携が不十分であるという問題を指摘し,Society 5.0を提唱しています.Society 5.0で実現する社会では,現実空間とサイバー空間が高度に融合し,様々な知識やデータが蓄積・共有されます.そして,それらのデータから得られた有益な情報や新たな価値が,現実空間の人間に還元されることが期待されています.ビッグデータから得られる価値を自然言語の形式で扱うことにより,地域,年齢,性別等によらず個々人にフィードバックすることができると考えられます. このような背景から,複数の資源を組み合わせた言語処理に関する研究は,AI技術が高度化する中でデータと人間をつなぐ役割を果たす重要なテーマだと考えられます.本特集号では,複数の資源を活用して新たな価値や知見を得ようとする研究についての論文を募集いたします.今後の言語処理の基盤となるデータベースやコーパスの構築についての研究や,応用システムの開発事例に関する論文も広く募集いたします.多くの方のご投稿をお待ちしております.

1.募集分野 * 画像・動画とテキストを対象とした研究 * 府省庁・自治体のオープンデータとテキストを対象とした研究 * 時系列データや地理データとテキストを対象とした研究 * 複数の言語資源を対象とした研究 * 上記以外の形式のデータとテキストを組み合わせた研究 * データベースやコーパスの整備に関する研究

2.投稿締切 2022年11月17日12月15日(必着)

3.論文の種類 論文の種類には,「原著論文」,「総説論文」,「実践研究論文」,「ショートノート」があり,非会員の方を含めてどなたでも投稿できます.詳しくは学会ホームページの「投稿のご案内」(*1)をご覧ください.また,投稿時にはそのいずれであるかを明記してください.

4.提出物および提出方法 提出物および提出方法につきましては,「投稿原稿の書き方」(*2)をご覧下さい.

5.査読プロセス 通常の査読プロセスに従います.また途中の処理の都合で,本特集号の刊行に間に合わなくなった論文は通常の論文として他号に掲載される場合があることをあらかじめご承知おきください. 学会ホームページの投稿規定(*1)および著作権規定(*3)をご覧ください.投稿規定に基づいて投稿原稿を処理します.


6.問い合わせ先 内田 ゆず 北海学園大学工学部電子情報工学科 E-mail:yuzu@eli.hokkai-s-u.ac.jp

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