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​ファジィ応用事例データベース

ファジィ理論を応用した製品・アイデアについて検索可能なデータベースです。
コンテンツの著作権は、日本知能情報ファジィ学会または情報提供者に帰属しています。
日刊工業新聞社の利用許可を得て、記事データ提供サービスから転載したものです。

ソディック

日刊工業新聞 1993年

ニューロ・ファジィ搭載形彫り放電加工機用電源装置

 初のニューロ・ファジィ制御搭載 形彫り放電加工用CNC電源装置 ソディック(社長古川利彦氏)は世界で初めてニューロ・ファジィ制御を搭載した形彫り放電加工機用CNC電源装置「NFシリーズ」を開発した。加工の面粗さ精度など、加工に必要な項目をCRT画面の指示により入力すれば、独自のニューロ・ファジィ制御機能によって位置決めから加工までの全プロセスをNCコードを使わずに自動対応できるうえ、面粗さを加工入力時よりもさらに高精度化したい場合、ニューロ機能によって加工条件を自動修正し、所定の精度に高められるなどのメリットがある。これにより、初心者でも熟練者に負けない放電加工が可能になったとしている。初心者でも熟練者並みに NFシリーズは加工したい面粗さ精度や加工の深さ、電極形状、材質などを画面の指示に従って入力すると、ニューロ制御機能によって最適な加工条件が自動的に作成され、加工中はファジィ制御機能によって、加工エネルギーやサーボを的確にコントロールし、加工面積や加工深さに応じて最適な加工を維持していく。また、加工入力時よりも加工時間を短縮させたり、加工精度を高めたい場合でも、ニューロ制御機能によって加工条件を自動的に進化させ、所定の加工ができるシステムになっている。このため、初心者でも熟練者をしのぐ加工が可能になったほか、操作パネルを簡素化し、必要なキーのみを配列したので、だれでも操作が容易にでき、位置決めから加工まで、NCコードを使用せずに対処できるなどの特徴がある。ソディックは NFシリーズを「Aシリーズ」などCNC形彫り放電加工機の戦略機種に適用し、市場競争力を高めていく。また、価格については、従来の「MARK20」と同等の価格とし、従来のこの種の電源とのレトロフィット化にも対応していく。なお、同シリーズを3月18、19の両日、東大阪市本庄中2の88の1の大阪機械卸業団地共同展示場で行うプライベートショーで公開、実演する。

オムロン

日刊工業新聞 1990年

デジタルファジィチップ

 来春、欧米に輸出 オムロン(社長立石義雄氏)は来春からデジタルファジィチップの欧米市場への輸出を開始する。同チップは日本でこの11月から出荷を始めたばかりだが、海外からの引き合いが予想以上に多く、十分需要があると判断したため。海外市場進出に当たり、同チップ購入のためのテストツールとして、ファジィ推論機能をIBMのパソコンPC/ATにそのまま組み込めるファジィ推論ボードの開発が来春までに完了するほか、来年中に英、フランス、ドイツ語対応のソフトウエアも用意する。同社ではこうした積極策を講じることにより、国内外合わせて来年度10万個の出荷を見込んでいる。同社が11月から発売したデジタルファジィチップFP-3000はファジィ推論に必要な要素をチップ化したもので、家電製品などソフトでファジィ推論を実行しているものに比べて速度は100倍にも向上する。すでに国内では自動車、家電、OA機器、化学など様々なメーカーに対してサンプル出荷を行い、評価試験を受けている段階で、来年度から受注が本格化する。一方、欧米メーカーでも同チップに対する関心は高く、米国の大手自動車メーカーや制御機器メーカーが早速サンプル出荷を要請するなど引き合いが多数きたことから、欧米への輸出にも踏み切ることにした。このため、ユーザーが自社製品にチップを組み込むまでの開発段階で必要となるツールとして、世界的に普及しているIBMのパソコンPC/ATに簡単にファジィ機能を付加できるよう、FP-3000を括載したファジィ推論ポードを開発、来春からユーザーに提供する。さらにドライバーソフトも英語版を来春までに、フランス、ドイツ語版を来年中には用意する。同社では当初、サンプル価格としてチップ1個一万円と設定していたが、すでに大口ユーザーへは3,000円を切っている状態で提供しており、来年度予定している年間10万個という量産化が実現できた段階には、大口ユーザーヘの出荷価格は1,000円を切るとみている。

オリンパス光学工業

日刊工業新聞 1991年

ディジタルファジィチップ

 1チップで確定演算 開発受託を開始 オリンパス光学工業(社長下山敏郎氏)は10日、独自方式により一チップで確定演算まで可能なデジタルファジィチップ「LM2136」を開発、これを核としたカスタムファジィICの開発受託を始めたと発表した。同ICはメンバーシップ関数とルールを単純化したパラメーターで表す独自方式で回路規模を抑制した。同社は同チップと同時にファジィ推論ボード、ファジィルール作成支援プログラム合わせて20万円で9月から供給する。同チップはルール用RAMを内蔵し、チップ単独で重心演算まで実現するアーキテクチャー(設計思想)を採用。重心演算は時系列的に行うほか、メンバーシップ関教、ルールは少ないパラメーターで表され、外部からシリアル通信でRAMに設定されるためパラメーターを任意に変更しながら使用でき、学習するシステムへの応用も可能。同チップを時分割推論で行うと一チップで確定演算まで可能で、その時の推論時間は4マイクロ秒(2入力、10ルール)。同チップを複数使った並列推論も可能で、100ナノ秒の高速処理に対応できる。ルール数は最大32。

大阪ガス

日刊工業新聞 1991年

ガスファンヒータ

 低燃費を追求 大ガスが'91年型 ファンヒーター発売 大阪ガス(社長領木新一郎氏)は8月1日から「'91年型ガスファンヒーター」10機種を新発売。価格は3万9,800~9万9,800円。既存4機種と合わせて年間15万台を販売予定。デラックスタイプの6~9畳用は、キメ細かい風向きコントロールで、一時間当たりの燃費をこれまでの10円から9円50銭へ低減した。また、デラックスタイプ全機種と大スペースタイブ(13~20畳用)2機種には、運転開始時の室温によって燃焼方法、風量、風向きをコントロールするファジィ制御を採用した。このほか①3時間で燃焼がストップする安全機能②運転開始から30分間は、設定温度より2度高めになる急速暖房③自分だけ温まりたい時の最小燃焼-などが可能になった。

オムロン

日刊工業新聞 1993年

あいまい性をファジィ推論で効率処理したデータベース

 画像検索できるDB オムロン(社長立石義雄氏)は画像による検索を可能にした次世代データベース(DB)「イメージDB」を開発した。画像処理に伴う”あいまい性”をファジィ推論によって効率的に処理することにより、写真など画像のほか概略スケッチを検索できる。画像検索を可能にしたDBは初めてという。すでに自動車やラッピング(包装紙)データの画像検索機能は技術段階で構築しており、今後CAD図面などに用途を拡大していく。ファジィ推論で処理 CAD図面などに応用へ 画像データを取り扱う分野が拡大する一方、あいまい性を生かして登録、検索したいという要求が高まっている。こうしたニーズに対応し、「より人間的な感覚を持った検索」を狙いに、イメージDBの開発に取り組んできた。自動車の検索機能を例にとると、検索のための画像から「丸みがある」とか「ライトが大きい」など画像の特徴個所100点を抽出する。これを「ライトが丸ければ、車体が大きい」といった30方式のファジィルールで処理して、DBが管理する画像のピクセル(画素)データから検索に合うデータを推論し、識別する。適合度合いを効率的に判断するため、検索条件に合ったデータから順序立てて表示できる。画像のほか”とげとげしい”など感覚的な言葉でも検索できることから、人間の感性をシステムが補い、感覚的に捕らえていたイメージを逃すことなく引き出す効果も期待できる。CAD図面など画像DBの応用分野拡大を進めるほか、工場製造ラインでの探傷など各種検査システム、セキュリティー関係での個人識別システムなどの用途拡大が可能という。さらに「雪の積もった山」といったキーで希望するイメージを検索できるように、入力された画像データを自動的に意味理解できる機能の高度化を目指す。

松下電器産業

日刊工業新聞 1990年

ファジィジャー炊飯器

 ファジィ飲飯器 松下電器産業(TEL:06-908-1121)炊飯量の判定にファジィ理論を採用したジャー炊飯器「SR-VA18(1.8リットル炊き)」(価格3万3,000円)を10月1日発売。ふたと鍋底に取り付けた温度センサーによる温度上昇度分析にファジィ理論を採用して、米と水の量を正確に判定。炊飯量に合ったキメ細かな火加減コントロールでおいしく炊き上げる。

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